ベビーカーで電車に乗るのが怖い…
迷惑をできるだけかけたくないし、変な人がいて文句を言われたらどうしよう…とにかく不安。
初めてや慣れない赤ちゃん連れでの電車移動。
長時間の移動になればなるほど、抱っこ紐だけではなく、ベビーカーが必要不可欠だと思います。
赤ちゃんがぐずることは、しょうがない事。
でも、ベビーカーは邪魔になりやすい分、できるだけ周囲の人に配慮することも欠かせません。
できるだけ平和に、安全にベビーカーでお出かけしたいと考える方のお役に立てば幸いです。
ベビーカーに優しい電車の車両について紹介します。
結論:ベビーカースペース(フリースペース)のある車両に乗ろう!
多くの電車には、優先席の他に、ベビーカーや車椅子での乗車に優しいフリースペースを設けてあります。
少し、時間に余裕を持って出発し、このフリースペースのある車両に乗り込むことをお薦めします。
詰めれば、ベビーカーが横並び3台ほどが停められる広いスペースです。
ほとんどの良識のある人が、乗車するとスペースを嫌な顔せず譲ってくれます。
よほど混雑していなければ、他の乗客とある程度距離を取ることができるので、心ない言葉に触れる機会もなく済みます。
一般車両のドア前などに、ベビーカーを乗せると、駅に停車する度に乗降する他の方の邪魔にならないように気を使いますが、このスペースだと比較的その心配をすることが減り、心おだやかに電車を利用することができます。
Q.どこにベビーカースペースのある車両があるの?
A.JR東日本だと、大体の電車の先頭車両か最後尾の車両に。山手線だと各車両に。私鉄だとバラバラだから、事前に調べよう!
山手線であれば調べる必要もなく、全ての車両の後方に、ベビーカーで乗車しやすいフリースペースが設けてあるので安心です。
他のJR東日本の路線では、フリースペースがある車両は大体、先頭車両か最後尾の車両にあります。
ホームドアや車両ドアのベビーカーマークが目印です。
全ての電車が同じ位置にフリースペースがあるとわかりやすいですが、私鉄など路線によって設置位置はバラバラなので注意が必要です。
特に、混みやすい路線や時間帯を利用するときは、時間に余裕を持ってスマホで調べることがいいといいかもしれません。
A.事前に調べるなら、このサイトがお薦め!「GO!Free Space」が全路線万能でありがたい
ベビーカーや車椅子のためのフリースペースが、どの車両のどの位置に設置されているかを調べるのに、「GO!Free Space」というWebサービスがすごくおすすめで、よく活用しています。
乗り慣れない路線はもちろん、車両の数が違う場合でも対応しています。
京王井の頭線のフリースペース|GO!Free Space 宇都宮線の車両編成にも対応|GO!Free Space
Q.フリースペースのデメリットはある?
A.ベビーカーが集中することもある
同じように他の乗客の方に配慮して、このフリースペースを狙って乗車する方がもちろんいますので、他の赤ちゃん連れの方が先に乗車されていたり、後から乗車してこられることもしばしばあります。
私は、最高3台のベビーカーが横並びになったことがあります。
自分達だけでこのスペースを使用したいという方には向かないかもしれません。
しかし、ほんの限られた時間ですが、子供同士でコミュニケーションを取りはじめたり、同じ苦労を分かち合うママさんたちなので私にとっては楽しい電車の時間になりました。
A.スペースを譲ってくれない人ももちろんいる
ほとんどの人は、乗車するとすぐに気づいてくれて、スペースを譲ってくださいますが、稀に、全く動じない健常者の方ももちろんいます。
ですが、他の狭いスペースにベビーカーでいて気まずい思いをするよりは、このフリースペースの近くにいて、可能な限り他の方に気を配りながら移動する方が気持ち的には楽だと思っています。
おまけ|電車で嫌な思いをしない秘訣は「ありがとう」や「すみません」ときちんと声に出していう勇気かも
ネットニュースなどで見かけるほど、世の中冷たい人ばかりではなく、寧ろ、ベビーカーで電車に乗らなきゃいけけない時も、優しい人がほとんどです。
子供がいなかったときよりも、都会の人の温かさを見に染みて感じる機会が増えました。
幼い子供を連れているせいで、お礼はもちろん、謝ることも増えたことが理由かもしれません。
ベビーカーという大きなスペースが必要なものと一緒に移動し、幼い子供の機嫌や行動は予想不可能のことも多いので、周りの関係のない方にご迷惑をかけます。
疲れていたりして、そんなつもりがなくても「赤ちゃん連れなのだから当然」というような横柄な態度に周囲の人から捉えられてしまうと、心ない思わぬ対応をされるかもしれません。
そんな風な印象を周りに与えないように、お礼や謝罪をきちんとすると、意外とにこやかに助けてくださったり、許してくださる方が多いのかもしれないと感じています。