離乳食をスタートしてしばらくすると、乳製品と大豆製品にアレルギーを発症した息子を持つ母親です。
当初、胃腸が発達すると治ると言われたけど、不安のなかで離乳食を進めてきました。
右往曲折しながら、1歳5ヶ月でやっと正しい治療を受けれることになったので、息子がアレルギーをどのように克服して行くのかブログに記録してみます。
同じように、食物アレルギーの赤ちゃんを持つ肩の参考になれば幸いです。
今回は、経口負荷試験を受けることができる総合病院に受診できるまでのお話です。
プロローグ:大きな病院の小児科でアレルギー外来を受診できるようになるまでが長かった
私の場合、要領の悪さや無知などが原因で、食物アレルギーへの治療までの対処にとても時間がかかってしまいました。
生後7ヶ月で食物アレルギーを発症して小児科かかってから、実際、しっかりとした総合病院で専門治療に移ったのは1歳5か月になった頃でした。
どうしてそんなにスムーズに治療に至らなかったのか、経口負荷試験に至るまでの道のりについてです。
牛乳アレルギーのきっかけ|生後1ヶ月で粉ミルク&哺乳瓶拒否
完母だと牛乳アレルギーを発症しやすいらしい
息子は、完全母乳で育ちました。
完全母乳で育つ赤ちゃんは、乳製品に対してアレルギーを発症することが珍しくないそうです。
これは後から思い返してみるとという話なのですが、生後1ヶ月頃から粉ミルクや哺乳瓶の拒否が始まり、混合希望でしたが、完全母乳育児になりました。
粉ミルクは、夫に授乳をお願いしたい時だけ利用しているに留まっており、ワンオペが続くと粉ミルクを与える機会がない日が続いてしまったことがアレルギー発症の原因だったのではと後悔しています。
乳児湿疹などの肌荒れが食物アレルギーを誘発するらしい
当時、乳児湿疹も発症しており、その肌荒れからアレルゲンが体内に入ってしまったのかもしれません。
完全母乳より粉ミルクの方が栄養面でも優れていると考えていた私は、粉ミルクでの育児を諦めきれす、粉ミルクの銘柄を変えたり、哺乳瓶を買い替えたりしながら、タイミングを見ては粉ミルクにチャレンジするという間違った努力をしてしまいました。
数ヶ月経っても乳児湿疹を繰り返していたので、今思うと、既に乳製品に対するアレルギー反応による肌荒れだったのではないかと、とても息子に申し訳ないことをしてしまったと思います。
牛乳アレルギーでの受診のきっかけ|生後7ヶ月の離乳食で発疹とギャン泣き
アレルギーの検査結果はクラス3と軽度
生後7ヶ月頃、離乳食を進めて行くうちに、パン粥を1さじ与えたところ、顔に蚊にたくさん噛まれたような蕁麻疹のような発疹が現れ、ギャン泣きさせてしまいました。
それですぐかかりつけの近所の小さな小児科を受診しました。
症状は、食べて15分ほどでアレルギー反応が現れたものの、医師に診てもらう1時間ほどの間に治ってきているようでした。
採血のアレルギー検査にかけて、後日、乳製品に対するアレルギーがクラス3という診断でした。
担当医師から言われたことは、重症でもなく、胃腸の発達と共に小児アレルギーは治ることが多いから、体調のいい日に少量ずつ与えていいと言われました。
そして、アレルギーの頓服のシロップを処方してもらいました。
大豆アレルギーでの受診のきっかけ|乳製品の代替品として与えた豆乳ヨーグルトが引き金に
離乳食で豆腐は既にクリアしていたのに豆乳にはアレルギー反応を発症
乳製品はアレルゲンだったので、牛乳で作られる通常のヨーグルトを与えることができなかったため、大豆で作られた豆乳ヨーグルトを与えることにしました。
大豆製品は、絹ごし豆腐を既に日常的に与えていたので豆乳ヨーグルトも大丈夫だろうと考えてしまいました。
しかし、牛乳アレルギーの時と同様、蕁麻疹のような発疹とギャン泣きの症状が出て、小児科を受診することにしました。
離乳食のメニューを伝え、採血でアレルギーチェックをしてもらったところ、大豆がクラス2でアレルギー反応を起こしてしまっていました。
担当医師からは、牛乳アレルギーの時と同じく、体調の良い日に様子を見ながら少量ずつ与えて良いとのことでした。
ただし、アレルゲンを特定できるように乳製品とは別日にするようにとのことでした。
また、豆腐や納豆などの加工品ではアレルギー反応を起こさず、豆乳という形状だけには反応するということもあるそうです。
小児科医に見せるために撮影したアレルギーを発症した時の様子|生後7ヶ月頃