1歳がすぎ、2歳になってようやく断乳に成功しました!!(過去に2回失敗)
2歳の誕生日の翌日から断乳を決行し、3日で完了しました。
断乳までの授乳の頻度は、とにかく寝かしつけはおっぱいでないと寝ないので、昼寝と夜・・・夜は寝かしつけだけでなく、起きる度に授乳をしていました。
あんなに苦労して母乳を出したのに、出産後1年もしたら、断乳や卒乳を考え出すことを妊娠中には思いもしませんでした。
息子には、卒乳を待ってあげられなくてごめんと言いたいですが、これがお互いの幸せな選択肢だと思いたいです。
同じように、断乳を考えていたり、断乳を失敗した人のお役に立てれば幸いです。
断乳の事前準備①|もうすぐ2歳の息子に言い聞かせる
少し大人の言っていることが理解できるようになっていると思われる息子くんに、今回は「納得しておっぱいを辞めてもらえれば」と考えていました。
そこで、「息子くんおにいちゃんになるカレンダー」なるものを作成し、カウントダウン形式で、毎日寝る前に「あと◯日で、おっぱいバイバイだよ〜」とお話しました。
そして寝る前には、クレヨンでその日付に×を描いてもらいました。
断乳カレンダーについて|「息子くんおにいちゃんになるカレンダー」
- カレンダーのフォーマットをググってダウンロード、そして印刷したものを用意。
- 断乳する日から、10日分のカウントダウンの数字を書き込む
- 10日前から、毎晩、息子くんにおっぱい卒業のことを伝えて、クレヨンで×印を一緒描く
- 断乳後は、その日に◯を描いてもらう
断乳の事前準備②|断乳グッズの購入
ネットで他の方の断乳談を拝見し他ところ、成功したというレビューが高かったものを購入しました。
BYE BYE skin cream(バイバイスキンクリーム)
元々は、指しゃぶりをやめさせるための苦味クリームみたいです。
これをおっぱいに塗ると、苦くておっぱいを吸わなくなるそうです。(かわいそうですが)
実際、舐めてみたところ、グレープフルーツの皮のようなえぐみのある苦さが口に広がり、大人でも顔をしかめる味です。
これを断乳初日から予め塗っておき、万が一、子供がおっぱいにありついてしまってもという防御グッズです。
価格は10g入りで750円程でした。
断乳カレンダーに×印を描く時や、授乳中に「2歳になったらおっぱい不味くなっちゃうんだよ」などとジャブを打っていました。
大きなサイズのニップレス(5cm大)
隙あらばおっぱいを吸おうとするおっぱい大好きな息子くんが、おっぱいを見て思い出さないようにおっぱいを隠すために、大きめのニップレスを購入しました。
ネットのレビューなどを見ているとニップレスにイラストを書いたりする人もいるようです。
断乳前日まで|躊躇なく好きなだけ授乳しました
こんなにおっぱい成人なのに、2歳の誕生日を境にすっぱりおっぱい卒業することができるのか、心配なくらいおっぱいに執着がありました。
また、断乳カレンダーに×印を描いて卒乳ウントダウンを始めたところ、さらに執着が増したようでした。
でも、授乳できる時間もあと数えるほどだと割り切り、楽しめるように努めました。(夜間の頻回授乳はすごくしんどかったですが)
残りわずかの授乳の時間に、「あともうちょっとでおっぱい卒業だねー」「もうちょっとでお兄ちゃんだねー」などと語りかけながら、「どうぞ!どうぞ!」と躊躇なくおっぱいを差し出しました。
そのような感じで、息子の誕生日当日中までは、授乳を堪能してもらい、誕生日翌日からすっぱり断乳に踏み切りました。
断乳初日|バイバイスキンクリーム様様
昼寝|結局、苦味クリームのおっぱいを吸わせてみた
誕生日の翌日のお昼寝からが断乳のスタートです。
既に寝かしつけの前に、バイバイスキンクリームをたっぷり目に塗っておきました。
あれだけ言い聞かせたけど、やはり昼寝の寝かしつけにおっぱいが欲しいと泣く息子がいました。
初めは、「おっぱい卒業したね」「おっぱいバイバイしたね」「もう2歳のお兄ちゃんになったからね」と諭していましたが、収拾が付かない様子でした。
そこで、バイバイスキンクリームの出番です。
「2歳になったから、おっぱい不味くなっちゃたよ」「おっぱい、おぇ〜…だよ」と何度も念押しました。
それから、意を決しておっぱいを吸わせてみたところ案の定すごく苦かったみたいで、ギャン泣きさせてしまいました。
「ごめんねー、おっぱいおぇーだったね」「おっぱい、ばいばい寂しいねー」とか息子の気持ちを代弁しながら、なんとか抱っこでお昼寝に成功しました。
ちなみに、ニップレスは2歳児だと剥がせました。
どうやら、ニップレスの下におっぱいが隠れていることを知っているようです。
夜の寝かしつけ|葛藤があるも、おっぱいなしで寝れた!
一旦、抱っこで寝かしつけ成功したものの、これまで、夜中に起きる度に頻回に授乳していたこともあり、夜中に何度も起きました。
しかし、日中のバイバイスキンクリームがよっぽど強烈だったようです。
おっぱいを何度も探してきましたが、その都度「おっぱい、おぇーだよ」というと、葛藤するもののおっぱいは吸わずで乗り切ることができました。
そして、おっぱいの代わりに麦茶をあげるとごくごくと飲んで、抱っこや、トントンで再び寝付くことに成功しました。
断乳2日目|2日で断乳完了かもしれない
授乳以外のスキンシップを意識して過ごしたところ、2日目は、初日ほどの葛藤も既になく、おっぱいなしでかなり寝れるようになりました。
断乳初日を振り返って、「おっぱいなしで寝れたね!」「おっぱいバイバイできたね!「お兄ちゃんになったね!」と息子を褒め称えました。
それでも、おっぱいはすごく気になるようで、ワンオペのお風呂にはニップレスは欠かせません。
夜中も、夜泣きで起きますが、おっぱいはもうないことを伝えるとわかっているようでした。
2回も断乳に失敗しているので、こんなにスムーズに、断乳できるとは思いませんでした。
断乳3日目以降|驚いたことに、手を握るだけで寝れるように
これまでの添い乳での寝かしつけには、1〜2時間とすごく時間がかかってしまっていました。
しかし、断乳後は、驚いたことに手を握っていてあげるだけで、昼寝も夜も寝てくれました。
しかも、15分くらいで就寝してくれました。驚きです。
夜泣きで起きた際も、抱っこを数分しているだけで落ち着いてくれて、この2年間、夜の夜泣き添い乳は何だったのかと拍子抜けしてしまいます。
子供の適応力はすごいですね。
凄まじい成長ぶりに母は嬉しくもあり、寂しくもあり…
ちなみに、苦いバイバイスキンクリームとニップレスはまだお守りがてらおっぱいにつけています。なくなるまで、つけるつもりです。
最後に|断乳成功の要因を考えた
断乳は、1歳からこれまで2回失敗しています。今回、成功できた要因について考えました。
2歳で言葉を理解してくれていること
息子は、言葉の発達が遅く、まだほとんど喋ることはできませんが、大人の言っていることはわかっている様子です。
なので、断乳カレンダーでカウントダウンしている段階で理解していてくれたのかもしれません。
また、断乳後も諭せば思い出すようにわかってくれるようで、これまでの失敗した断乳チャレンジの時のような激しいグズリをせずに、予想を遥かに超えてすんなり断乳することができました。
息子が、納得して断乳に応じてくれたのかはわかりませんが、母子お互い合意の上での断乳というような感じがしています。
断乳カレンダーは母親側の心の準備にも◎
これまで、断乳する際に、あまりにギャン泣きが続くと母親の方も心が折れてしまいました。
私は、2回失敗していたので今回も戦々恐々と断乳当日を迎えたのですが、断乳カレンダーに×印を息子と一緒に描く作業が、断乳当日までに腹を据えて迎える心の準備になったように思います。
私には、このカレンダーを取り入れることが合っていたようです。
バイバイスキンクリームの効果が絶大すぎた
Amazonのレビューなどには、失敗した旨のコメントをしている方もいて半信半疑でした。
でも、息子には効果絶大で、一度バイバイスキンクリーム付きのおっぱいを吸っただけで、それ以降は吸っていません。
「おっぱい、おぇーだよ」というと思い出すようです。
何だか、トラウマになってしまったみたいで可哀想なのですが、スパッとおっぱいを諦めることができた最大の要因だと思います。
断乳で授乳以外で寄り添うことを大切に考えられるように
おっぱい星人だった息子が、授乳しなくなり、きっと大きなストレスを抱えるんだろうと思います。
その分、抱っこしたし、手を繋いだり、膝に座らせたりと穴埋めを意識的にしているように思います。
また、「寂しいけど」、「おっぱい卒業できた!」「お兄ちゃんに成長できたね!」と今回の断乳の寂しさを受け止めつつ、プラスに変換してあげられるように努めています。
今回のおっぱい卒業した経験が、息子にとって自信や成長などプラスにつながればいいなと思っています。