「いろんなでんしゃはっしゃしまーす!」アリス館 定価1300円
でんしゃが大好きな「ぼく」がお母さんやお父さんと一緒にさまざま電車に乗ってお出かけするお話です。
ページをめくると次々と様々な電車が登場するのですが、1歳8ヶ月の時にいただいて以来、何回読んでも息子くんが目をキラキラさせて、毎日読んでいる「超」がつくお気に入りの絵本です。
電車好きなお子様におすすめしたい1冊です。
おすすめポイント1|電車がたくさん登場で盛り上がる
都内近郊を走る通勤電車や特急電車、そして、新幹線などが描かれています。
都内近郊にお住まいのお子様であれば、身近な電車から憧れの特別な電車の登場で盛り上がること間違いなしです。
出てくる電車の種類
- 東急大井町線
- 西武池袋線(30000系 スマイルトレイン、9000系 黄色い電車、レッドアロークラシック)
- 成田エクスプレス
- 江ノ電
- 大井川鐵道(SL、21000系 元南海電鉄、16000系 元近鉄)
- 東京上野ライン(宇都宮線・高崎線)
- 東海道線
- 横須賀線
- 特急スーパービュー踊り子号
- 京急(1500系、新 1000系)
- 京浜東北線
- 山手線
- 特急踊り子(185系)
- 湘南ライナー(215系)
- 秋田新幹線 こまち
- 中央線
- 北陸新幹線 かがやき
- 特急 ひたち
- 山形新幹線 つばさ
おすすめポイント2|シンプルでリズムの良さが◎
「ごじょうしゃくださーい」
「はっしゃしまーす!」
ほとんどこの2つのフレーズで進んでいきます。
テンポ良く進められることも最後まで飽きることなく、夢中になって読める秘訣だと思います。
このフレーズを日々の生活の中で使うことができることも楽しいです。
私は、自転車やハイチェアに息子くんを載せる時にも「ごじょうしゃくださーい」と呼びかけると比較的スムーズに着席してくれてありがたいです。
おすすめポイント3|将来的にもっと活躍しそうな予感
まだ息子はお話ができませんが、もう少しお口が達者になったらすぐに「ごじょうしゃくださーい」「はっしゃしまーす!」のパートは息子が読んでくれて、親子でもっと楽しめそうです。
また、登場する電車に「乗りに行こう!」というお出かけができたり、「今日、この電車に乗ったね!」と親子の会話が広がりそうな絵本だと感じています。
おすすめポイント4|絵が可愛い!(私の好み)
電車は、とても精工に描かれていてリアルです。
その反面、人の表情などは、割とシンプルに描かれて、抜け感があるような優しさを感じる柔らかいタッチになっています。
その絶妙なバランスがとても可愛く、読み手の私のお気に入りです。
最後に|長く愛読できそうな広がりある絵本
私の息子くんと同じように、多くの電車好きのお子様たちがハマっているようです。
絵本の文章はシンプルで読みやすいのにもかかわらず、たくさんの電車で話が弾む、とても広がりのある絵本です。
もっと成長しても絵本を読みながら、日頃の体験や思い出話などにも花が咲きそうで、長く愛読できるのではないかと期待しています。
ネットで他の人の感想や口コミも参考に
価格:1,430円 |