3歳9ヶ月の息子が大流行しているインフルエンザA型に感染しました。
異常行動の話はテレビなどで知ってはいましたが、まさか我が子に起きるなんてと驚きました。
同じように悩んでいる方のお役に立てる情報になれば幸いです。
異常行動の原因は薬タミフルではなく、インフルエンザウィルス!知らなかった!
昔、「タミフルを服用した子供が飛び降り自殺をした」というようなニュースを見たことがありました。
インフルエンザに罹患してタミフルを服用すると異常行動を起こす可能性があるということが記憶の片隅にありました。
しかし、それはかなり古い情報で、今回の件で異常行動の原因はインフルエンザウィルス自体なのだそうです。
特に、睡眠時の眠りが浅くなったタイミングで、異常行動は起こりやすいのだそうです。
異常行動の様子は、まるで「夜驚症」だった
解熱してから異常行動
インフルエンザA型を発症して3日目の我が子は、普段通り、夜寝付くことができました。
最高39.6度を記録した高熱も、すでに解熱してホッとしていた25時過ぎ、息子が「いや!やめて!」と声を荒げはじめました。
暴力的だけど本人は起きていない様子
それから、隣で寝ていた父親の体を叩きはじめたのです。
叫んで、叩くことを複数回繰り返します。
それから、数十秒静かになて、また叫んで叩くというパターン化した行動を繰り返す。
本人に声をかけてみてもコニュニケーションは取れませんでした。
その時、頭をよぎったのが友人の子の夜驚症の話でした。
もっと小さい頃の夜泣きのような、でもそれとはまた何か違う、異様な状態でした。
ちなみに、翌日、息子にも覚えているか質問してみましたが、覚えていない様子でした。
スマホで動画撮影して記録を残した
病院にかかる事態になったらどうしよう。
言葉だけでこの夜驚症のような症状を誰かに説明することが難しいと感じた私は、手元にあったスマホで荒れ狂う息子を撮影しました。
どうすればよかったのか?いまだに後悔
もしかしたら、もっと揺すったりして完全に息子を起こすような行動を取ればよかったのかもしれません。
私には、夜泣きしていた頃の息子を思い出しながら、抱きしめてトントンすることしかできませんでした。
どれくらい時間が経ったのかわかりません。しかし、しばらくすると息子は深い眠りに落ちたようで、朝まで様子を見ることにしました。
翌朝、小児科に電話で相談する
それ以降、息子に異変を感じることがなかったので、朝を待って受診した小児科に相談の電話をかけました。
すると、やはり、インフルエンザのウィルス自体の影響ということで、引き続き処方されたタミフルを5日間飲み切るように言われました。
電話するまでの時間に、ネットで異常行動について多少調べていて、この時点で、薬ではなくウィルス自体が原因という情報にはたどり着いていたのですが、再度直接受診する必要があるのかや、抗インフルエンザ薬を続けて良いのか確認せずにはいられませんでした。
心配。今後同じことが起きたら、大きくなる息子を止める自信がない
まだ3歳と幼い息子だから、これだけで済んだのかもしれないと思いました。
今回は、小さな子供が叫んで暴力を振るだけだったので、事なきを得たのですが、記憶にある異常行動はどれも取り返しの付かないことでした。
彼の無意識の選択肢に、扉を開けて外に出ることや、窓から飛ぶということが今後ないとは限らないと途方もなく不安に苛まれました。
自分の体力維持や施錠など基本的な安全対策を考えていこうと思います。