
早いもので息子が生まれてはや一年が経ちます。
繊細くんの息子は、抱っこ魔で抱っこ紐は欠かせないアイテムになりました。
なんと、この1年でお世話になった抱っこ紐は、5つに上ります。
- Konny コニー
- SMORbi スモルビ
- Ergobaby OMNI360 エルゴベビー オムニ360
- BABY BJORN ONE KAI Air ベビービョルン ワンカイエアー
- mont-bell モンベルポケッタブル ベビーキャリア
息子11ヶ月、体重8.5kg
使ってみてわかった、メリットやデメリットについてお話しします。
抱っこ紐を探している方のお役に立てれば幸いです。
【全然使えず】Konny コニー|ぐっすり&オシャレなセカンド抱っこ紐

Amazon|コニー抱っこ紐 (Konny)
◯メリット:新生児から使える!簡単&オシャレ&寝かしつけに◎
出産前から抱っこ紐を探していて、レビューも高評価だったコニーの抱っこ紐でした。
里帰りからの帰宅に抱っこ紐が必要だった私は、新生児から使えるとういうことで、ファースト抱っこ紐の予定でした。
絶対使いたい!と、出産前に購入し、意気込んでいた抱っこ紐でしたが、私や息子との相性が悪く、試着の数回でメルカリに出品することになりました。
×デメリット:サイズ選びが難しい
コニーの最大のデメリットがサイズがワンサイズであることだと思います。シンプルにこれに失敗すると即座に終了です。また、産後にダイエットを考えている場合であれば、どんどんサイズが合わなくなるかと思います。
私は、体重管理、サイズ選びに失敗したものの諦めきれず、その後、スモルビを購入しましたが、使うほど馴染んで生地は伸びますし、母子ともにサイズが変わるので、けサイズ調整が出来ないということは、結局は長く使えなかったかなと思います。
【生後2ヶ月〜9ヶ月】SMORbi スモルビ|サイズ調整ができるコニー!兼用可能
生後2ヶ月頃から、自宅や外出用のセカンド抱っこ紐として使いました。自宅では、7ヶ月頃におんぶをするようになって、9ヶ月頃の外出では動きが激しくなって不安定になってきたので卒業しました。
◯メリット1:サイズの調整ができる!長く使える!!
コニーは、購入してサイズを間違えたら即終了。体型が変わったら終了。子供が大きくなってサイズが合わなくなったら終了・・・と、とにかくワンサイズという点がデメリットでした。そのサイズ感の弱点を克服できるというところがスモルビのメリットです。
また、ヘッドサポートパッドも付属できるので、その点もコニーよりも安心材料になるかもしれません。
◯メリット2:軽い!コンパクトでセカンド抱っこ紐にはピッタリ!
自宅での抱っこでのあやしはもちろん、外出時のセカンド抱っこ紐として大活躍しました。
とにかくかさばらないのが、大きなメリットだと思います。また、立派な抱っこ紐だと装着してアウターを着ると、肩周りがごっつくなってしまいますが、そんなこともありません。
また、紐ではなくて、布で広い面で支えるので、肩が痛くなることもなくよかったです。
ショールのような感じで抱っこ紐っぽくなくて、外出にもよかったです。
×デメリット1:生後1ヶ月では使えず終い。足の開きが大きすぎた・・・
里帰りから戻る、生後1ヶ月の頃は残念ながら使えませんでした。
理由は、息子の股関節の開きにどうも合わなかったようなのです。なので、里帰り先の実家から、自宅に帰る旅路には使うことができず、他の抱っこ紐も試し、結局、借りたベビービョルンをその旅路では使用しました。
これは、スモルビだけでなく、エルゴでもダメでした。赤ちゃんが、抱っこ紐に入れてしばらくするとグズったのです。また、新生児用の抱っこ方法だと長時間の移動には心もとなくて断念しました。
その後、いろいろ調べてみた結果、息子の成長具合にはM字開脚の角度が広すぎてしまったことがわかりました。
×デメリット2:腕を上げられない!家事には不向き
このレビューは、多いですが、腕を上げると肩の布がずれます。その為、家事をしながらには不向きな抱っこ紐です。
また、アウターを着る際にも、アーム部分が細身なものだと腕を通そうとするとズレやすいのでご注意ください。
×デメリット3:体重20kgまでは使わない・・・8.5kgで使用限界に
赤ちゃんの体重や大きさに限界が来たというわけではなく、装着しやすい分簡易な作りに、赤ちゃんの活発な動きが加わり不安定になって来てしまったことが原因でした。
どんどん赤ちゃんが活発になってきて、体重20kgまで使用できるということでしたが、9ヶ月8.5kgでついにスモルビを卒業することにしました。
近所にベビーカーで出掛けてグズった際にかなりお世話になっていましたが、大きくなって動く赤ちゃんが、斜めになってしまったりと抱き心地が悪くなってしまったので、モンベルのポケッタブルベビーキャリアに移行しました。
それでも、スモルビは他の人におすすめしたいベビーグッズの一つです。
【生後1ヶ月〜現在】BABY BJORN ONE KAI Air ベビービョルン ワンカイエアー|おんぶするならこの抱っこ紐!
生後1ヶ月の里帰りから戻る直前から、現在進行形で使用しています。エルゴとベビービョルン両方使ってみて、ベビービョルン派になりました。
一人目だったので、まさか、おんぶをして家事をするように追い込まれるとは思いませんでしたので、ビョルン様様です。
◯メリット1:生後1ヶ月の赤ちゃんの足の開きに優しかった
前述しましたが、スモルビを購入時にぶち当たった壁が、息子との相性の悪さでした。その後、お下がりでいただいたエルゴもダメで、さらに、ベビービョルンを借りてチャレンジしたところ、このベビービョルンのONE KAI Airは息子との相性がバッチリだったことから、ベビービョルンをメインの抱っこ紐としての購入に至りました。
後日、この原因を調べたところ、生まれて間もない赤ちゃんの足は、まだ広い角度でM字開脚ができないようだったのです。そんな中でも、一番赤ちゃんのM字開脚に優しい角度で抱っこできるのがベビービョルンだったようです。
ちなみに、生後2ヶ月以降では、エルゴもスモルビもグズる事なく使えるようになりました。
◯メリット2:まさかの要おんぶ・・・生後6ヶ月以降、おんぶはビョルンが一番しやすい!安心・安全

生後6ヶ月以降、後追いが始まってから、「ベビービョルンにしてよかった!」と実感しています。
エルゴとベビービョルンの大きな違いの1つに、お母さんと赤ちゃんの間に布があることなのですが、この布の壁があることで、抱っこからおんぶにする際にすごく安心して安全に移行することができます。
すでにメイン抱っこ紐は、ベビービョルンだった頃から、もう一つのエルゴを自宅でのおんぶに活用しようと思っていましたが、エルゴでは、おんぶしようと背中に赤ちゃんを回す際に不器用な私では、赤ちゃんが落ちてしまいそうでした。
お母さんと赤ちゃんを隔てる布の壁が本当にありがたいと感じました。
◯メリット3:身体が硬くても大丈夫!
エルゴなどの抱っこ紐だと、背中のバックルを最後に閉めなければいけないのですが、不慣れだったり、身体の柔軟性に欠けていたりすると、これが何気に大変です。
しかし、ベビービョルンだと、その背中のバックル自体がないので、装着が楽に感じました。
×デメリット1:やっぱり大きい!嵩張る
ベビービョルンに限ったことではありませんが、しっかりした作りなこともあって、荷物になるとかなり嵩張ります。
それに、アウターの下に着るにもやはりごっついボリュームです。
×デメリット2:フードがない。
エルゴには装備されているフード、ヘッドカバーがビョルンにはないのですが、赤ちゃんが眠ってしまった時には、あったほうが助かるな、安心だなと思うことが多々ありました。
×デメリット3:母乳育児の人は注意!授乳がしにくい
私は完母だったので、これはエルゴと比較した時にかなり不便に感じるポイントでした。
理由は、おんぶの際にはありがたい母と赤ちゃんの間の布の存在です。これがとても邪魔なので、抱っこ紐を外したり、ずらしたりがかなり煩わしかったです。
×デメリット4:エルゴに比べると着脱に時間がかかる
エルゴは、背中のバックル1つで着脱可能ですが、ベビービョルンは前側に4つもバックルがあります。
その為、エルゴの友人と比較すると、どうしても着脱に時間がかかってしまいました。
【時々】Ergobaby OMNI360 エルゴ|授乳&着脱は簡単だが・・・
お下がりでもらいましたが、生後1ヶ月の時の相性がしばらくのお蔵入りを経て、サブの抱っこ紐として使用したものの、なんだかしっくりこずあまり使わずじまいです。
◯メリット:ベビービョルンに比べて着脱は簡単!背中のバックルのみが◎!
前述しましたが、着脱のスムーズさはベビービョルンよりも断然エルゴだと思います。ベビービョルンの4つのバックルをガチャガチャする方が断然時間がかかります。
◯メリット:抱っこ→授乳→抱っこがスムーズ
おんぶの時はすごくありがたいベビービョルンの母と赤ちゃんの間にある布の壁ですが、かえって授乳の際にはすっごく邪魔で、ベビービョルンの抱っこ紐を全部外してしまわないと授乳できないというようなめんどくささです。それがないエルゴは、抱っこ紐を外さずとも、少し緩めれば授乳ができます。
この点は、すごくエルゴの好きなところです。
◯メリット:赤ちゃんを丸く抱っこできる
ベビービョルンに比べて、エルゴの方が赤ちゃんの体勢を丸く維持しやすいように思います。
ただ、逆にベビービョルンの方が、2人の体を密着させやすいように感じました。
◯メリット:頭を支えるフードがあって寝ても安心
ベビービョルンになくてエルゴにあるものと言えば、やはりフードです。ベビービョルンもヘッドサポートは調整できますが、ある程度大きくなった赤ちゃんには、ベビービョルンのヘッドサポートは位置が低くて不安定さを思えましたが、エルゴのフードは赤ちゃんが大きくなっても心配いりません。
×デメリット:肩がガンダムになる・・・ゴツい
肩紐のボリュームがベビービョルンもゴツいですが、エルゴはさらに厚みがあってゴツつ感じます。
エルゴの抱っこ紐を装着してアウターを着るとすごく逞しい感じになり、とても苦手です。
また、肩への負担が減るようにとしっかりクッションの入った厚みのある仕様ですが、私の場合はベビービョルンに慣れてしまっているせいか逆に疲れを感じてしまい、あまりエルゴが活躍することはありませんでした。
×デメリット:とにかくかさばる大きさ
エルゴに限らず、ベビービョルンをはじめ多くの抱っこ紐が蘇ですが、とにかくかさばり、荷物になります。
ベビーカーで外出して、念の為抱っこ紐も持って行きたい時には本当に煩わしいボリュームです。
【10ヶ月〜】mont-bell モンベルポケッタブル ベビーキャリア|大活躍!メイン抱っこ紐にとって変わりました
スモルビに限界を感じてこのmont-bellのモンベルポケッタブル ベビーキャリアを購入しました。購入して大正解でした。今や、もともとメインだったベビービョルンよりもこの抱っこ紐で外出することが多く、ベビービョルンはおんぶ専用抱っこ紐の位置付けに変化しました。
私の今一番お気に入りの抱っこ紐です。
◯メリット:薄くて軽いエルゴな仕様
背中バックルでフード付きであるモンベルポケッタブル ベビーキャリアは、薄くて軽いエルゴの抱っこ紐のような感じです。アウトドアブランドのモンベルだけあって、すごく薄くて軽いのに丈夫で、付け心地もいいと感じています。
肩紐などにクッションこそないですが、全然問題ありません。
また、アウターにも響かず購入して満足しています。
×デメリット:前向き抱っこはできない
コロナや他の理由から、前向き抱っこしかしないママも多いと思いますので、しない方にとっては全くデメリットにはならなさそうです。
×デメリット:腰が据わった生後6ヶ月以降〜使用可能
6000円ほどとリーズナブルで、付け心地も良く、コンパクトとすごく優秀なモンベルポケッタブル ベビーキャリアですが、使用できるようになるのが6ヶ月以降とちょっと遅めです。
まとめ
モンベルポケッタブル ベビーキャリアがあまりにも優秀なので、比較的高価なベビービョルンやエルゴなどの立派な抱っこ紐は購入せずとも、スモルビとこのモンベルポケッタブル ベビーキャリアの2つの抱っこ紐だけでもいけたかもしれません。
しかし、おんぶや、夫はベビービョルンを使っています。
抱っこ紐1本で、夫婦兼用というのはその都度サイズを直したりとスムーズに抱っこできないので、複数本の抱っこ紐があってよかったとは思います。
ただ、エルゴやベビービョルンようにでみんなが使っている「人気の抱っこ紐」という理由で、高価な抱っこ紐は必要ないなと感じています。
友人にお薦めするなら、スモルビとモンベルポケッタブル ベビーキャリアの2本です。