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◆「野心のすすめ(林真理子さん著)」を拝読して覚えた苛立ち 第6話 

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第1話」「第2話」「第3話」「第4話」「第5話」の続き

最初の会社で人生最大のどん底時代

私のイメージでは、仕事ができる能力の高い人はどこの世界、会社にいても成功するというセオリーがある。

容量のいい人、器用な人は世渡りがうまい

不器用な人や同僚上司との人間関係に難がある人も逆にしかりである。

持って生まれた潜在的なセンスというのか、これを後天的に身に付けるのは容易ではない。

「人は平等」なんていうけれども、人生なんて不平等でしかない。不平等の塊と言っても過言ではないと思う。しばしば「なぜ、私だけ」なんて思う理不尽に世の中は満ちている

どうやら社会人1年生の林真理子さんもそんな一人のようだった。

この会社にいた期間が、私の人生のどん底期だったかもしれません。

…(略)

いじめられて当然というくらい、私がドジでのろまだったことは事実です。

…(略)

それに、昔の私は、あからさまに「私のこと誘って!」「私も仲間に入れて!」っていう、すがるような目をする女でもありました。

…(略)

毎朝、一番早く出社して、灰皿を換え、一生懸命掃除をしているのに誰も認めてくれない

…(略)

一方で、初期のエッセイで何度か書いている「Mちゃん」という容量のいい子がいたのですが、彼女が缶ビールを買ってくると、「気がきくなー」と褒められる

次の日に見ると彼女は缶ビール代を出金伝票につけているわけです。

会社のお金を使ったMちゃんは褒められて。自分が自費で作ったサンドイッチはけちょんけちょん。その理不尽さに唖然としてしまいました。

…(略)

仕事はうまくいかないお金はない男には振られる寒い。ー真冬なのにコートすら買うお金がなかったんです。

…(略)

中悪時代いじめられてもなかなったのに、初めて泣きました。仕事だけえでなく、人間性まで否定されたことは、本当に辛かった。

どん底を耐え抜いたのは「不屈の精神」ではない

ここが林真理子さんのゆるさの好きなところ。普通、「絶対負けてたまるか!」と、仕事のプロの流儀でよく語られそうな「情熱」「パッション」をあげられそうなものですが、林真理子さんの場合はそうじゃなった。

どん底時代をどうういう気持ちで耐え抜いたかというと、「今に見てろよ」っていうような不屈の精神ではないんです。

…次回に続く。

第1話」「第2話」「第3話」「第4話」「第5話」「第6話

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