作品の写真をクリックして頂くと作品の詳細ページをご覧いただけます

◆「野心のすすめ(林真理子さん著)」を拝読して覚えた苛立ち 第5話 

7月29日のハンドメイドなアニバーサリーアクセサリーはこちら。

黒と赤のキューブが揺らぐアシンメトリーなピアス・イアリング。

■Anniv.))7月29日 ピアス・イアリング■中国文字と黒のジップジャケット#スクラップシリーズ by たぬき(たぬウィンストン/TanuWinston)

前回「第1話」「第2話」「第3話」「第4話」の続き

反骨心を煽ってやる気スイッチをオン

この本を読むのは早ければ早い方がいいと思う。

夢見る夢子ちゃんな中学生が見ても他人事だと思って読み流すと思うけれども、将来の進路を考え始めた高校生や就活生には、反骨心を煽る効果があるように思う。

現実的な考え方を持ち始めた頃合いに自分の娘にもさっと差し出したい。差し入れてくれた母、ありがとう。

逆に大人女子になりすぎると自分以外が最優先事項になり、どんなに野望を持とうともなかなか実行に至るのもたやすいことではない

もし望むべき人生を思い描いてることがあれば、今の人生が子供の頃とのギャップを感じるようであれば、林真理子さんのこの本を読んでぜひ「苛立ち」を感じて欲しい

「苛立ち」は林真理子さんへの嫉妬であり、自分の人生への「こんなはずじゃなかったのに」という後悔の念が含まれていると思う。それに気づけるかどうかは読み手次第である。

沸々としたものを感じたらそれは「やる気スイッチ」が入り始めている印である。

広告



林真理子さんの苦悩とターニングポイント

シンデレラの下積みと思い切り

林真理子さんは帯の通り、始めっからの「成功者」ではない。20代半ばまでこの本から察するに決して人生順風満帆とはいかなかったようである

やはりシンデレラには下積みがあったようだ。

学生時代はいじめにあっていたようだし、社会人になってからも鳴かず飛ばずの時代があったらしい。

それでも31歳で直木賞受賞なんて若くしての成功者には変わりないのだが、彼女の人生のターニングポイントをしっかり見極めていたところが尊敬する。

学生を卒業し、社会人になってから一念発起して学校に通うことは容易ではないことは社会人になって誰しも感じたことだろう。母になるとなお一層のこと。

一度くらい「学生の時にもっと勉強しとけばよかった」的な有意義な時間の使い方について後悔した人も少なくないのではないか。

林真理子さんは大学卒業後、定職につかなかった彼女はアルバイトで貯めたなけなしのお金で、コピーライターの養成講座に通い始めたということだった。

そうこれが彼女が運命の歯車を回し始めた瞬間だった。これが彼女の人生の重要なターニンポイントの1つだった。

たった14万円の貯金のうちの12万円をこれに注ぎ込むという大胆不敵なチャレンジだ。

時には無理をしてでも自己投資してみるというのも悪くない。というよりは、これくらい思い切った選択をしないと人生は動き始めない

彼女はこの講座に通ったことをこう言っている。

この本んでは「努力」「努力」とえらそうに繰り返していますが、父親のだらしない享楽的な性格をそのまま受け継いだ私は、母からずっと「あんたみたいな人は死んでいるのと同じ」と言われ続けていたほどの怠け者でした。

定職もない、お金もない、男もいませんでした。

…(略)

とにもかくにも、怠惰な私が生まれて初めて「努力」ということをし始めたのです。

…(略)

貯金はほとんどなくなってしまいましたが、この時、思い切って、大枚をはたいて講座に通っていなければ、その後の運命も何もひらけてこなかったわけですから、非常に意義のあるお金の使い方をしたと思います。

最初の会社で人生最大のどん底時代

私のイメージでは、仕事ができる能力の高い人はどこの世界、会社にいても成功するというセオリーがある。

容量のいい人、器用な人は世渡りがうまい。

不器用な人や同僚上司との人間関係に何がある人も逆にしかりである。

…次回に続く

Translate »