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◆東京でうまく生きている人 前編

6月29日のアニバーサリーアクセサリーはこちら。ターコイズな珠が夏ポイントなうにハンドメイドリング。

■Anniv.))6月29日 ring■ 「繊細さと大胆さが共存」#うにシリーズ by たぬき(たぬウィンストン/TanuWinston )

 東京という街はとても面白い街だ。昔、アメリカは「人種のサラダボウル」と習ったことがあるが東京は「人格のサラダボウル」だと思うほど多種多様な人がいる。

 一見、お淑やかな丸の内OL風のお姉さんが渋谷の雑多の中で「チッ」と舌打ちをして通り過ぎていく。一見、イケイケの渋谷ギャルのようなやんちゃそうな娘が電車でおばあちゃんに「どうぞ」と席を譲る。一見、うだつ上がらない感じの地味なサラリーマンのおじさんが乗り切れない満員電車にお尻からねじ込んでくる。一見、強面のおじさまがコンビニのドアを開けたまま「どうぞ」とレディーファーストしてくれる。

見た目とのギャップが甚だしい街だ。

TOKYO SHIBUYA

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◾️クールジャパン「TOKYO」

渋谷のスクランブル交差点や、新宿の駅構内の人混みを歩く時にまっすぐ前を向いて歩くと全方から来る人とシンクロしてしまって道を塞いでしまうけど、少し俯き加減で3mくらい先の地べたを真剣に見つめながら歩くと行きたい方向に直進できてしまったりする。

上京したての頃は人の多さやビルの高さなど雑多な街並みに目が泳いで、自分が都会に不似合いすぎていつも気を張り詰めていた気がする。でも田舎者だと周囲の人に悟られてしまわないように少し慎重な面持ち背筋を張って人混みに紛れ込んだ。「東京の人はクールだ」「都会の人は冷たい」それがスタイリッシュ都会的だと思った。格好良くもあり、冷徹な心を併せ持っている人たち。能面のような顔をして少し早歩きで会社に向かう企業戦士「働きマン」、誰かと待ち合わせをしているのだろうか一人で読書や参考書を広げるスマートなリア充学生、ランチをフォトジェニックなご飯をスマホに収め微笑みながら髪を書き上げるキラキラ丸の内系OL一匹狼がかっこいい街、東京。

◾️ハイヒールは戦闘服にはならない勝負服

ドラマで見るような服装をしているのはほんの一握り。特に関西に比べるとベーシックな色合いの人が多い気がする。スティーブ・ジョブスやアインシュタインのように服装をユニフォーム化することで効率化を測っているのだろうか。

百貨店のショーウィンドウに陳列してあるキラキラしたいかにもトレンドファッションの最先端なハイヒールは東京には向かない。東京の中流階級の交通の要は自分の足で歩くこと。ちょっとしたお出かけなら我慢できるけど、朝から帰宅まであんなに踵の高い靴でつま先をぎゅっとしていると生傷のように痛い。百歩譲って一日社内や車移動だといいけど、総合職やショッピングで歩き回るにはだた根比べだ。ヒールを履くとシャキッとした気分に背筋も伸びるのだけど、途中から笑顔が引きつりそうなので多くの東京女子が脱ぎ捨てている

フラットシューズが流行ってくれて本当に助かった。ダンサーでもないし、今時の都会っ子みたいに線が細くスラっとしてないからちょっと様にはならないけれど、近所を歩き回るようにスニーカーでおしゃれな街を闊歩できて本当の笑顔を絶やさないでいれる

東京は「抜け感」が大切だ。頑張りすぎてない少しラフな感じが「小慣れ感」を醸し出して、都会に日常を置く人らしいのだ。そうはいっても、ハイヒールは女子の強い味方には変わらない。夜の煌びやかな街に繰り出すと違ったりする。クラブにはプロポーションをむき出しにし見上げてしまうほどスラッとした艶やかな女性がランウェイしているかのように存在する。披露宴や二次会、おしゃれなエリアでの飲み会には欠かせない。ハイヒールを履いているなんて、これから出勤なのだろう夜のお姉さんか時間とお金のあるリア充セレブだけが履いているのかと思ったけどそうでもない。オンとオフをみんな使い分けている。でも、きっとずっとオン。頑張っているのか、頑張っていないのかよくわからない東京

でも、ハイヒールを履いてない美人やキャリアウーマンはどこか可愛らしく、気さくに感じる。

◾️エッジの効いた人々

 東京では、田舎では出会わないほどのすごい人変な人も混同している。

…続く

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