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◆日本初のフルーツブランデー専門店「BAR B&F/新宿」byメトロミニッツ10月号

9月26日のハンドメイドなアニバーサリーアクセサリーはこちら。

■Anniv.))9月26日 ピアス・イアリング■

気になる記事をスクラップする習性あり。
メトロミニッツ10月号を見て行きたくなったバー。

メトロミニッツ10月号

ブランデー好きは是非門を叩いて見たくなると同時に、女子心擽りそうなフルーツのフレーバーのお酒に期待が高まる。メモメモ・・・

ついでに詳しく調べているとオーナーさんのものすごい情熱が背景に伺える。

アンジャッシュの渡部さんなど食通の方がいう、いわゆる「変態」という部類ではないのかと世界観に引き込まれる雰囲気

今回紹介するお店の上層には元々のお店もあるということでどちらも気になる存在。

ドキドキワクワクする大都会・新宿の夜にぴったりなお店に感じる。

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BAR B&F (バー  ビーアンドエフ)/西新宿

果実を凝縮した稀少な一杯
日本初のフルーツブランデー専門店。

フルーツブランデーとは、桃や杏子、プラム、プルーン、洋梨など、果実で作る蒸留酒のこと。
「ブランデーはブドウを原料に、主に樽で熟成させた茶色い蒸留酒ですが、フルーツブランデーは無色透明が基本です」と話す。

松澤健さんが店長を務める「BAR B&F」は、今年4月にオープンしたばかりの日本初のフルーツブランデー専門バー
こちらでは約130種類のフルーツブランデーを扱いますが、普通、日本のバーでは取り扱いがあるお店がほとんどないというくらい、稀少なお酒なのだそうです。
その味を体感するなら、飲み比べがおすすめ。
まずはグラスを持ち、ひと嗅ぎ。
他の蒸留酒だと、香りが原料の植物のイメージと直結しないものもありますが、これは非常にわかりやすい
桃のブランデーなら桃がグラスの中にぎゅっと凝縮されている印象です。
度数は40℃以上と高いため、1口目は舌を少し湿らせるくらいで十分。
すると口の中で香りが一気に花開いて行きます
「フルーツカクテルに使うと、果実の風味が重なり合い、より芳醇な味に。
東ヨーロッパが本場の、伝統とクラフト感溢れる蒸留酒である、フルーツブランデーの豊かな文化を伝えられたら」(松沢さん)

メトロミニッツ10月号

◾️BAR B&F (バー  ビーアンドエフ
03-5989-0231
東京都西新宿1−13−7大和家ビル2F
営業時間 15:00〜翌1:00
日定休

facebook

こだわりが溢れすぎる姉店「BenFiddich」のアメブロ

BenFiddichのアメブロ

一言でゆうとすごく勉強になる内容だ。

この方が書かれているフルーツブランデーの話を知って飲むのと、知らずに飲むのとでは随分味わいが変わるように思う。

日本初の物珍しさから目に止まった記事だったが、そこにあるフルーツブランデーという起源には伝統文化やその地域自体を味わうような奥深い歴史が見え隠れしている。

「クラフト」という言葉自体はビールなどによって耳馴染みある言葉になったが、フルーツブランデーを味わうということは、まさしくヨーロッパ旅行に誘われるかのような土地土地の味を味わえるということではないだろうかと思う。

以下、アメブロより引用。是非、気になった方はブログに直接飛んで見てほしい。

1号店は「ボタニカル」2号店は「フルーツ」が主体

9FにあるBar BenFiddichは
薬草酒を主体にしたabsintheや,
古い薬草酒(Gin,Amaro)等を多く取り揃え
自身の畑や山から採取したボタニカル、及びスパイスを使用したカクテルをメインにしたBarだ。

同ビルの2FのBarはコンセプトを変える
そう、店名は
BAR   B&F と命名
意味はBrandy&Fruit
Ben&Fiddichとも掛けている

BRANDY MADE FROM FRUITS

そう、二号店は
フルーツブランデー及びフルーツカクテル
主体のBARとなる
9FのBenFiddich  が植物主体とするならば
2FのB&Fは果実主体となる

フルーツブランデーのとは

では フルーツブランデーとは何だ

広義である
わかりやすく言うと万物の果実は全てアルコールになるということ

一般的に思いつくのはぶどう由来のコニャックだろう

次にリンゴ由来のカルヴァドスである

しかしながら扱うのは上記のラインナップではない

桃 杏子 プラム プルーン 洋梨 チェリー ラズベリー クワブルーベリー ミラベル カリン イチジク etc……

そう、万物の果実はアルコールになるのだ

それを糖化、発酵、蒸留して無色透明になったのが
広義の意味のフルーツブランデーである

ヨーロッパの伝統「家庭蒸留」が起源であるフルーツブランデー

昨年訪れたフランスはフランシュ・コンテ地域にある
Fougerolles(フジョロル)村の Paul Devoille蒸留所の熟成庫

基本、樽ではなくデミジョンボトルにいれて保存する

フルーツブランデーはヨーロッパ全土、歴史伝統的に家庭蒸留として造られたものが文化として広まった

今でもヨーロッパの片田舎では家庭蒸留という伝統がある。

この家庭蒸留こそフルーツブランデーだ

法律上厳しい国もあるが、昔からの伝統であるが為、黙認されている。

日本でいうとこの各家庭で造られていた梅酒みたいなものだ。

各々家庭の味があったのだ

ではなぜ、フルーツブランデーが家庭蒸留としての基礎となったのか?

答えは簡単だ。

日本の片田舎でもそうがあるようにヨーロッパの片田舎の農家の家には果樹がある。

果実が実る頃、近所へ配っても消費しきれない余剰果実ができる

持ってても腐るだけなので、それをアルコールにしたのだ

特に19世紀にはウィスキーでも密造が横行したように家庭蒸留というのが頻繁に行われた

もちろん家庭蒸留用の小型蒸留機を持っていない家庭もある

19世紀からのコミュニティ「共同蒸溜所」は稀少

そんな方々の為にも19世紀には村のコミュニティに共同蒸留所というのが多く存在した

昨年、アブサン蒸留所巡りをした際に訪れたフランシュ・コンテ地域にある小さな村に存在する共同蒸留施設

屋内は19世紀から存在するここでも主に造られたのもフルーツブランデーである

プラム、アプリコット、洋梨、リンゴ、etc….

近所の人が家庭で採れたフルーツを発酵させて持ち寄りここで蒸留する

この施設は2017年、現在でも使われている

役場に行って申請書を書けば鍵をもらって蒸留できる

作った量を申告すればフランスでは100ℓまでOKだ

こういった共同蒸留所というのはフランスでは第一次世界大戦の時に多くは取り壊された

時代的な嗜好品排他の流れと物資不足により蒸留設備を資源としてリサイクルする為回収された

これは太平洋戦争末期の日本同様、鉄不足で寺の鐘や鍋が回収されたのと酷似してる

ただ、いくつかのコミュニティは当時保護して現在でもこういった共同蒸留施設は少なからずだが残っている

保護された歴史的背景

なぜ保護をしたのか?

写真左下の水場導線が物語る(※ブログ参照)

蒸留設備がある場所は蒸留したアルコールを冷却する為の水場導線が必ずある

そう、個人宅の水道事情のインフラが整備されていない時代

ここは炊事、洗濯場としても利用いわゆる

江戸時代の長屋の共同井戸と同じでありここヨーロッパでも井戸端会議としての、コミュニティとしての大切な場所であったのだ

ゆえに保護された

そこに季節で収穫された果実の余剰果実をアルコールにして、蒸留する為に共同蒸留施設に人が集まる素敵な伝統文化だ。

ゆえに鹿山が惚れ込んだのはいまでも各家庭で家庭蒸留して作られる

フルーツブランデーは歴史伝統的に現存して受け継がれる本当の意味でのクラフト

MASTERキートン 発掘:18『夢を掘る人』浦沢直樹 作

MASTERキートン最終巻でのチャウシェスク政権崩壊後の元ルーマニア秘密警察との攻防の下りで出てくる一幕

ツイカといえばルーマニア伝統のプラムのフルーツブランデー(蒸留酒)だ

この帽子を被ったおっさんの『うまいツイカ作ったんだ』

この言葉こそ家庭蒸留の仕事だろう

クラフトと言えば昨今、大きくクラフトジンブームである

クラフトジンブームから見た唯一無二の「地域性ボタニカル」

ここまで世界でクラフトジンブームが起きた要因として考えられるのはいくつかある

長くなるので全ては列挙しないが一つあげるとすれば地域性が出しやすいのだ

その土地のボタニカルというその土地でしかない唯一無二のボタニカルという世界観がジンの個性を彩った

この地域性は大きく市場価値を広げている

地方の地産地消の世界観がマッチングするし さながら 地産他消という形で外に大きく広がったのが

クラフトジンだ

フルーツブランデーもクラフトジンと同等のベクトル

むしろそれ以上のベクトルがあると考える事ができる

多くのクラフトジンは原料用アルコールというのは大工場で買い入れ、もしくは自社で原料用アルコールを作っているところはそれなりの規模の蒸留所だ

ボタニカルにはこだわるが意外に原料用アルコールに関しては大きく謳うところは少ない

ブランドによっては大工場への生産委託だ

Bar B&Fで伝えていきたい世界観

ゆえに話しは戻るがフルーツブランデーという世界観は大きいブランドはそれなりの規模の蒸留施設で作られる

ただ、

いまでも歴史伝統的に本当の意味でのクラフトとして作っているのはフルーツブランデー

家庭で採れた余剰果実をアルコールにして嗜好品として嗜む伝統文化

その土地のその土地による気候風土により育まれたその土地でしかない唯一無二の収穫された果実をアルコールにして蒸留してできあがる

フルーツブランデーの地域性が如実なクラフト感がボタニカルを広範囲で取り繕うクラフトジンの世界観をより凌駕すると鹿山は考える

その世界を新しい店舗であるBar B&Fでは伝えていきたい

よろしくお願い致します

国によって呼び名が違う広義なフルーツブランデー

それではフルーツブランデーは広義なのでもう少し掘り下げたい

まず国によっても呼び名が違う

フランスなら→Eau de vie (これはブドウも含まれる)

英語圏であれば→ fruit brandy (これはブドウを除外する)もとい、同じ英語圏でもイギリスとアメリカでは解釈は異なる

次に バルカン半島諸国

(セルビア、クロアチア、ボスニア、アルバニア、マケドニア、ブルガリア、コソボ,ギリシャ)

ここでのフルーツブランデーはラキヤである。

バルカン半島諸国は言語が異なるので、

rakiya,rakija, Rakia, rachiuと呼び方が微妙に異なるのでラキヤに統一する

ラキヤの名前はオスマン帝国時代のトルコのアニス酒であるラクの派生で、ラキヤとなるバルカン半島においてのフルーツブランデーは国民的飲料だ。

ここでも桃 杏子 プラム プルーン 洋梨 チェリー クワ イチジク マルメロ リンゴ ブドウ などの様々果実から糖化発酵、蒸留してアルコールが作られる

ラキヤの一つの特徴として、できあがった果実の蒸留酒からハーブで風味づけ、蜂蜜で甘みをつけたもの、あるいはそこに更に果実を浸漬するラキアもあるのだ

バルカン半島以外の東ヨーロッパである一部の国では歴史伝統酒として法定義を設けているフルーツブランデーもある。

呼称制度を設けて大事に文化を守っている地域もあるのだ。

その東ヨーロッパのフルーツブランデーを紹介しよう

ハンガリーだと  → Palinka パーリンカ

ルーマニア→ Tuika ツイカ

ルーマニア版フルーツブランデー「ツイカ」

まずルーマニアのツイカについて説明しよう

呼称基準、法律もあるのだ

①ツイカはプラムの発酵、蒸溜によって造られたルーマニアの伝統的な蒸留酒であり、認められているのはプラムのみで、他の果実から造られた飲料はツイカとは名乗れない

発酵は木の樽またはステンレスタンクで行わなければいけない(他の資材はダメなのだ)

②蒸溜は銅のボイラー又は国が認めた蒸溜設備で行わなければいけない

③ツイカは1回蒸溜でも、2回蒸溜でも良い。

熟成も可能だが、木樽熟成、瓶内熟成又はステンレスタンク熟成しか認めらない(他の素材の樽や容器が禁じられている)

アルコール度数は24度以上でなければならない。熟成期間によって下記の三つのカテゴリーがある

・熟成していない:ツイカ

・3年以上熟成している:オールド・ツイカ

・7年以上熟成している:ツイカ・エキストラ

ツイカの材料はプラムだけで、他の材料の利用は禁止(甘味料、香料、着色料などの使用が禁止)

ツイカはルーマニア全国で造られている

続いて、ハンガリーの呼称であるパーリンカについて説明したい。

ハンガリー版フルーツブランデー「パーリンカ」

パリンカはプラムだけでなく、様々なフルーツの発行と蒸溜によって造られたハンガリーの伝統的な蒸留酒である。

2004年にハンガリーの伝統蒸留酒として法定基準を設けた

①認められているフルーツは:プラム、ミラベル、りんご、ラズベリー、ブラックベリー、アプリコット、桃、洋梨、フサスグリ、ブラックカラント、スコア、マルメロ

発酵は木の樽またはステンレスタンクで行わなければいけない

蒸留は銅のボイラー又は国が認めた蒸溜設備で行わなければ駄目

④熟成も可能だが、木樽熟成、瓶内熟成又はステンレスタンク熟成しか認められていない

パリンカという言葉はもともとお隣のスロヴァキア由来

スロヴァキアからハンガリーに渡り、ハンガリーからルーマニア一部に渡ったと言われる

又、チェコ、ポーランドの一部地域もパーリンカと呼称する

これは陸続きの国にありがちな歴史背景がある

ここに関してはもっと深く掘り下げたい

ルーマニアでも「パーリンカ」と呼ぶ地域も存在する

ルーマニアのツイカの話しに戻るが

ルーマニアのトランシルヴァニア地方はその昔ハンガリーに支配されていたため、

「パーリンカ」という言葉が普及したのはハンガリーの影響だと考えられる

濃いオレンジが狭義のトランシルヴァニア

薄い場所も含めた広義のトランシルヴァニア

ルーマニアでもツイカではなくパーリンカと呼ぶ地域は存在する

又、ルーマニアのマラムレシュ地方で作られている「ツイカ」を「ホリンカ」と呼ぶ。

パーリンカに名前は近いがアイデンティティは違う

法律上で「ホリンカ」と「ツイカ」の定義は全く一緒。

マラムレシュのツイカであることをアピールしたいメーカーは「ホリンカ」を使う。

ホリンカという言葉に歴史的な背景があって、マラムレシュ地方の人々は昔から「ツイカ」ではなく「ホリンカ」という言葉を使っていたので、特別に法律上で認められている。したがって、「ホリンカ」は地理的表示ツイカの意味で、プラム100%のマラムレシュ地方のツイカであることを保証する。

そう、非常に細かいのだ

長くなったが、万物の果実はアルコールになるということ

この世界観を伝えていきたい

今宵 西新宿 Bar BenFiddichをよろしくお願い致します

姉妹店「Ben Fiddich」facebook

BenFiddichのアメブロ

一歩入ると旅に出たかのような雰囲気が味わえる独特さをお店に求めたい たぬき

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