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◆お気の毒さまな美しい日本語 ポジティブな耳を持とう 前編

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■Anniv.))9月5日 pi/re■ 一念発起#ケセラセラシリーズ by たぬき(たぬウィンストン/TanuWinston)

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祖父母の口癖「気の毒な」

私の祖父母は、片田舎に生まれてから今までずっと身を置き、戦時中から高度成長期に到り、なんだか平和ボケと欧米化が甚だしいこの日本を見てきた重鎮である。

そんな祖父母は現代っ子には理解できない摩訶不思議な言葉を口にすることがよくある。

私の田舎の祖父母は、何かプレゼントしたり喜ぶようなことをしてあげると「気の毒な」という

私は、喜んでくれるだろうと忖度しているものだから、「ありがとう」という言葉が帰ってくることをもちろん期待している。しかし、帰ってくるのは「そんな気の毒な」とのこと。

その言葉に気が引けてしまい、「気の毒な」と言われてしまうとなんだかこちらこそ「申し訳ない」気分に恐縮してしまうような気がしてしまう。

どうして素直にありがとうと言ってくれないのかと疑問を覚えたことすらあるのだけど、その言葉には日本の奥ゆかしい心遣い文化が隠されてい流ように感じる。

変換「かたじけない」

この「気の毒な」という不思議な言葉をGoogle先生でググってみると。金沢の方言としてしっくりくるところがあった。

https://www.hot-ishikawa.jp/hayawakari/hogen.html

同情を表す標準語の「気の毒な」とは少し違って、石川では「申し訳ない」という気持ちを込めた感謝の言葉として使われます。相手への配慮がうかがえる、美しい言葉と言えるでしょう。

つまり、「かわいそう」という意味ではなく、申し訳ない気持ちを込めた感謝の意味なのだ。
自分の立場をへり下っていう謙譲語のような感じだろうか。

この言葉をしっくり言い換える言葉を見つけてしまった。

よく時代劇だかなんかでお侍が口にする「かたじけない」という言葉だ。

武士は、お茶をお茶を出してもらったり、ご馳走になったりなどの好意に対して全く悪びれる素ぶりなく堂々と「かたじけない」と使う。

祖父母が「気の毒な」と口にする度「かたじけない」「かたじけない」というふうに変換できるようになてからは祖父母がかなり奥ゆかしい素敵な存在に一層感じることができるようになった。

「かたじけない」なんていうなんて日本男児と大和撫子な二人だろうとより何かしてあげたくなる。

ちなみにこの「かたじけない」という言葉は、自分には不相応で恐れ多いという意味から、感謝の気持ちを表す日本人独特の感情表現だそう。

次回に続く・・・

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